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@CREATORZ SPECIAL CONTENTS 2017.02

Pickup Creators VOL.260 serico

かわいくほのぼのとしたタッチで描かれる動物たち。見る人がほっとするような温かな色味の作品―。

この企画は、アットクリエイターズがキラリと光る作品を独断と偏見でピックアップ、素晴らしい作品を生み出すクリエイターをご紹介します。
「Pickup Creators」第260回目は「serico」。彼女の等身大に迫ります!

― sericoさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はsericoさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
(serico)よろしくおねがいします
―Q. まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?
デザイン会社勤務を経て、2016年よりイラストレーターとして活動を開始しました。 書籍や雑誌の挿し絵、年賀状等のお仕事をしています。
その他、オリジナルブランド「リトルコチカ」として雑貨や絵本などを制作したり、デザフェス等のイベントに出展しています。
―Q. sericoさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!
大人の方にも可愛いと思っていただけるような動物・食べ物イラストが得意です。 外国の絵本のようなタッチで動物のもふもふ感、食べ物のシズル感を大切に描いています。
―Q. 休日の過ごし方や作品を制作される以外で趣味があれば教えて下さい。
夜に見知らぬ街を散歩したりドライブするのが大好きです。
家々の灯りを見ながら、もしこの街で暮らしていたら…と想像すると、夢の中を歩いているような不思議な気持ちになります。
最近は都内の庭園めぐりにもはまりつつあります。気軽に旅行気分を味わえるのでおすすめです。
―Q. 作品のアイデアはどのような時に生まれますか?
ふとした会話から生まれることが多いです。
雑貨屋や本屋をうろうろしてるときにひらめくことも。 何がヒントになるかわからないので、一見関係ないと思えるものでもなるべく頭に詰め込むようにしています。
―Q. 現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。
美大時代は、絵はあまり描かずコンセプチュアルな空間アートなどを制作していました。 しかし理詰めの制作が段々と息苦しくなり、何も考えずただひたすら自分が心地よい絵を描きたい!と卒業制作で小さな動物イラストを数点制作。
その時の作品が今の作風のベースになっています。
その後デザイン会社で働きはじめ、作品を手に取る人のことを考えて制作するようになり、だんだんと今の作風に落ち着きました。
暖かく見守り、多くのことを学ばせて頂いた大学の教授や前職場の方々には頭が上がりません。
―Q. 作品のコンセプトを教えて下さい。
「大人もたのしめる、かわいい世界」を軸に制作しています。
―Q. ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?
動物らしいぽわんとした表情や仕草にぜひ注目してみてください。
見た人が自分の気持ちを重ねやすいよう、あえて表情をつけすぎないことを意識して制作しています。
―Q. ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?
パウル・クレーです。作風への直接的な影響ではないのですが…。
彼の作品は一見伸びやかに自由に描いているように見えますが、実際は緻密な研究と実験の積みかさね。 その絵に対するあくなき探究心や生き様は本当にお手本です。
―Q. 作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?
色味に気をつけて制作しています。
色校正が細かにできないお仕事も多いので、最終的に印刷物になったときに自分の意図する色味になるようCMYK値を意識して調色することが多いです。
あとは、わかりやすいレイヤー分けなど、次にデータを受け取る方が困らないようなデータ作りを心がけています。
―Q. 今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。
液晶タブレットです。
WacomのCintiq13HDを使用しています。 板タブを使用していた頃に比べ、作画スピードはかなり向上しました!
デジタル描きさんには本当におすすめです。 芯はハードフェルト芯のちょっとひっかかる感じがお気に入りです。
―Q. 今まで活動してきて作品を制作していてよかった!と思った出来事を教えて下さい。
先日、リトルコチカで初めて出した絵本を「大切なお友だちへの特別なプレゼントに」と購入してくださったお客様がいました。
人と人の繋がりに、ささやかながら自分が作ったものが役立ったことがほんとうに嬉しかったです! 他にも、イベントで商品を手にとってくださった方の笑顔をみたり、クライアントさんから嬉しい感想を頂いたときなど…
自分の作品で誰かが喜んでくれる瞬間は、本当に制作を続けてきてよかったなぁと思います。
―Q. 今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい。
気楽に描いた作品が思ったより好評で、「このまま商品化できますか?」とお問い合わせを頂いたことがあったのですが印刷に耐えうるサイズではなく…。
なんでもないイラストでも、ハガキサイズくらいには印刷できるようなサイズで描こう、と反省しました。。
―Q. これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
絵本や児童書の挿し絵、書籍の装画や、商業施設のメインビジュアルも手がけてみたいです。
その他、自分たちの「好き」を発信できるような、リトルコチカのメディアサイトを作りたいなぁとぼんやり企画中です。
ジャンル問わず色々と挑戦していきたいなと思っています。
―Q. それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。
一人でも多くの方に笑顔をお届けできる作品をつくっていけるよう、日々の努力は怠らず、 自分自身もたくさんのものに心動かされるような暮らしを心がけたいです。 あとは、忙しくても週2日はジムに行って体力つけるのが目標です。笑
―ありがとうございました〜。

PRESENT

sericoさんからのプレゼントです。
sericoオリジナル壁紙のダウンロードはこちらから。

http://www.creatorz.jp/serico

プロフィール

serico
serico
千葉県在住。
2011年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。

デザイン会社勤務を経て、2016年よりイラストレーターとして活動を開始。
大人の方にも可愛いと思っていただけるような動物・食べ物イラストが得意です。

オリジナルブランド「LITTLE KOCKA(リトルコチカ)」としても活動中。
■HP

イベント

オンラインショップ
しろくま絵本やフレークシールなどの雑貨を販売中です!
http://littlekocka.shop-pro.jp/
デザインフェスタ45
2017年5月27(土)・28(日)両日出展します。ぜひ遊びにきてください♪

制作ツール

【制作環境】
iMac/PhotoshopCC/Cintiq13HD

はまっているもの

【ハリネズミの雑貨あつめ】
プレゼントにもらったリサ・ラーソンの置物がきっかけでちょっとずつ集めています。

おすすめ

■おすすめの1冊
『もしも利休があなたを招いたら』
千宗屋(著)
茶道についての本ですが、相手を思いやるとはどういうことかが書かれていて、デザインやイラストにも通ずる良書です。
■おすすめの1本
『トイ・ストーリー3』
子どものとき大好きだったものからの卒業、そして継承。それをとても美しく描いた名作!何度見ても泣けます。
■おすすめの1枚
『Portal 2: Songs to Test By』
PORTAL2というゲームのサントラ。
ピコピコ音が心地よく、作業が捗ります。ゲーム自体もキャラクター造形や世界観が素敵でおすすめ。

メイキング

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

  • 【1】下書き
    紙に描いたラフを元に、Photoshopで下書きをします。
  • 【2】線画
    パーツごとにレイヤーを分けながら、線画を描きます。
  • 【3】ベース色
    パーツごとに色を乗せつつ、バランスを調整していきます。
  • 【4】描き込み
    ひたすら描き込んでいきます。
  • 【5】完成
    色味などを整え、完成です。